
「最近はショート動画の時代でしょ?長い動画なんて見られないよね」
私たちが当たり前のように信じていた“常識”。
でも、ある施策でその思い込みがガラガラと崩れました。
結果はなんと――
たった5分の動画で、LPの成約率が2.4倍にアップ。
最初は「長すぎる」「離脱される」と感じていたはずの動画が、
本気の見込み客だけを引き寄せ、結果を出した事例がありました。
Contents
🔍ロングストーリーLPとは?
―“見込み度の高い人”だけが進める設計
この戦略のポイントは、動画の長さではありません。
「動画を見終えないと、登録フォームが表示されない」構造にあります。
これは言わば、“鍵のかかったモデルルーム”のようなもの。
気軽に入れる部屋には誰でも来ますが、
鍵を開けないと入れない部屋には、本気の購入検討者しか来ません。
5分以上のストーリー動画を設置し、
動画を視聴した人にだけ、次のアクション(登録・申し込み)が表示される――
この仕掛けが、本気度の高いユーザーだけをふるいにかける構造を実現します。
📉以前は失敗していました
―短くすれば見るはず…と思い込んだ結果
はじめてこの施策を試したときは、
「動画は長いと見られないだろう」と、2分に編集しました。
しかし、その結果は――成約率ダウン。
原因は明白でした。
ストーリーの“熱量”が伝わらなかったのです。
数字やスペックだけでは心は動きません。
お客様が行動するのは、“共感できる物語”に出会ったときなのです。
🧠ストーリーは記憶に22倍残る?
―スタンフォード大学の研究にも裏付けあり!
ある研究によると、人はストーリーのほうが事実の22倍も記憶に残ると言われています。
たとえば、「桃」「犬」「さる」「きじ」と聞いて――
誰もが“桃太郎”を思い浮かべるように。
あなたの商品も、ストーリーという「記憶のフック」と一緒に届けることで、
ただの“説明”ではなく、“心に残る提案”になります。
✅実際に成果を出したストーリー構成
実際に効果が高かった動画の一例です。
がんを乗り越えて復職した女性のストーリー
子育て夫婦のリアルな家づくり体験談
どちらも、「同じ悩みを持つ人」へ強く刺さり、
問い合わせや資料請求へとしっかりつながりました。
🛠明日からできる!ロングストーリーLP構築の4ステップ
🧩ステップ①:「なぜこの事業をしているのか?」を言語化
商品のスペックより、“想い”を言語化することが最優先。
→「どんな悩みを持つ人に、どうなってほしいか?」を明文化しましょう。
🎥ステップ②:5分以上の動画を撮影
構成例:
なぜこのサービスを始めたか
実際に救われた顧客のエピソード
あなた自身が経験した“壁”と“乗り越えた理由”
🧱ステップ③:LPを「動画→登録」の順に再設計
→動画を視聴しないと、資料請求・申込ページに進めない設計にします。
→本気度の高いユーザーだけが次に進める導線に。
🧪ステップ④:A/Bテストで最適化
動画ありvsなし
ストーリー重視vs論理重視
冒頭の構成やCTAの位置調整
→小さな改善を重ねて成約率を上げていきましょう。
📋チェックリスト:あなたのLP、改善すべきはどこ?
項目
自社の“想い”を言語化できているか?
5分以上のストーリー動画を用意しているか?
LPの構成は「動画→次の行動」になっているか?
登録フォームを最初から表示していないか?
本気度の高いリストを集める設計か?
複数パターンで効果検証をしているか?
✨まとめ:「早く売る」より、「伝えて選ばれる」設計へ
「とにかく多く集めて、売り込む」という時代は終わりつつあります。
これからのLPに必要なのは、
“教育してから集める”という逆転発想です。
見せ方を変えるだけで、同じ商品でも売れ方は変わります。
あなたの商品に込めた想い、もう一度しっかり届けてみませんか?